先日、news picksのいじめ対応の動画をみて、新しい発見がありました。
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日本の学校でいじめやトラブルが起きたときには、学校が解決しようと頑張り叩かれる。
海外では、トラブル対応を支援して感謝されるという現象が起こるとのこと。
海外でのいじめやトラブルの対処法として、まず「心に注目すると問題は解決できない」という前提のもとに対処していくそうです。
一方、日本では、人の気持ちを考えようという文化があり、温かい心、思いやりの心を持てば問題を解決できるんじゃないか?という考えがあるため、みんな仲良く心ひとつにすることが平和をもたらすと信じられているのです。
日本は、島国、単一民族国家としての過去があるため、このような思想で社会が動いているわけですが、欧米は他民族国家としてたくさんの戦いを経験しており、その経験から上記のような、心に注目することが問題を解決に導かないという答えにたどり着いたということだそうです。
また、日本でよくある多数決の是非についても語られていて、同調圧力が強くなり、マイノリティーを切り捨てることにつながりっていく。ということです。
もう、ずっとうなずきまくりの回でした!
今の日本の社会から、いじめや不登校、発達障害やマイノリティーの差別の問題を解決していく方法がここにあると思うのです。
「これからどうしていきたいのか?」という目的をはっきりさせる。
その目的のために、お互いがどのようにしていったら合意できるのかを徹底的に話し合う。
一人残らず「いいね」と言える答えを導きだしていく。人の気持ちではなく利害の対立が発生していることを理解する。
そして、そのために必要なものが「当事者意識」
人のせい、学校のせい、職場のせいにするのをやめること。
”私はこんなに傷ついている”という感情は他人に認めてもらうのではなく、自分で認めてあげること。そのうえで、解決するためには自分がどうしたらいいかという当事者意識を持って解決するための答えを見つけていく。
この思想が日本の学校そして社会に広まっていき、元来もっている日本人の優しさが組み合わさったとき、すべての人にとって、今よりもっと過ごしやすい、笑顔のあふれる国が形成されていくのではないかと思います。
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