かれこれ十数年前になりますが、カナダの語学学校に1年間通っていました。
そのころは、英検2級にぎりぎり受かるくらいの英語力でした。
カナダについて最初の一か月でまず感じたことは・・・
海外に来ても、英語って喋れるようにならないんだ!
です(笑)
当たり前のことなのですが、当時は、海外に行けばなんとなく喋れるようになるかしら。なんて甘~い考えをもっていました。
語学学校1か月目、わりとレベルの高いクラスに入れたものの(日本人あるあるですね)先生、クラスの友達の英語が全く聞き取れませんでした。
クラスメイトは、韓国人、ブラジル人、ドイツ人など、多国籍の生徒がたくさんいたので、それぞれに訛りもあり、先生は躊躇なくペラペラと話すため、もう途方にくれていました。
一か月して、このままでは挫折してしまう。と思い、目標を立てました。
これから3か月は日本語なしで暮らすぞ!
それから3か月、本当に日本語をシャットダウンして頑張りました。日本人の留学生もたくさんいましたが、その子たちとも英語で話しました。日本人向けの留学センターで知り合った仲の良くなった友達がいたのですが、その子はかなり英語が話せていたので、その子にもお願いして「この3か月は英語で通すね!」と宣言しました。ネットやテレビなども、もちろん英語。とはいえ、自分が言いたいことを話せるようになるために、最初は、日本語→英語を変換しながら生活していました。頭の中にでてきた日本語をすべて英語変換していったのです。
英語脳が必要だ、と言いますが、最初の頃は、英語脳なんてものはありません。小さい子どもでもないので自然に意味がわかるようにもなりません。ひたすら自分の言いたいこと考えていることを英語に変換して、それを口にだすようにしていきました。
それから、1か月たって、先生の言うことがわかるようになっていきました。
みんなでおしゃべりしていて、私だけわかっていなくてトンチンカンなことを言ってめっちゃ恥ずかしい思いをしたりもしたけれど、最初の頃に比べたら、雲泥の差でした。カナダ人の友だち達とレストランに行って言い争うなんていうことまでできるようになりました。(人間必死になったときこそ一番ペラペラに話せるということもわかりました(笑))
カナダを離れるころには、だいぶ英語力が伸びたことを実感することができました。
本当に貴重な経験だったのですが、この経験から、英語は海外にいかなくとも、日本の中でも、自分の頭さえ使えば十分話せるようになるんだな。ということも学びました。
ともあれ、今から留学、ワーホリに行かれる英語を習得したい方。
ぜひ、日本語遮断に挑戦してみてください。そして、
自分の考えや思いを英語に変換していく方法。めちゃくちゃおすすめです。
今の時代はインターネットでどんな文章でも英語変換できます。
英語をこれから始めるかた、ぜひ試してみてください☆
コメント